スマホが熱くなったときの対処法:冷ます手順とやってはいけないこと
夏の屋外でスマホを使っていたら、本体が熱くて持っていられない。ゲームや動画を長時間楽しんでいたら、画面に温度の警告が出た。スマホの発熱は、多くの人が一度は経験するトラブルだ。少し熱いくらいなら心配いらないことも多いが、対処を間違えると本体を傷めたり、バッテリーの寿命を縮めたりすることもある。この記事では、スマホが熱くなったときの正しい対処法を紹介する。
まずやること:使用をやめて涼しい場所に置く
スマホが熱いと感じたら、まず使うのをやめること。動画やゲーム、ナビアプリなど、負荷の高いアプリを閉じて、画面をオフにする。ケースをつけている場合は外して、放熱しやすくする。直射日光の当たる場所や、車のダッシュボードの上など、熱がこもる場所に置かないこと。
風通しのよい日陰に置いて、そのまましばらく待つのが基本だ。扇風機やうちわの風を当てるのも効果的だが、急激に冷やす必要はない。室温の場所に置いておけば、たいていは10分から20分ほどで温度が下がってくる。充電中に熱くなった場合は、充電ケーブルを抜いておくこと。
機内モードにして負荷を下げるのも有効
すぐに温度を下げたい場合は、機内モードをオンにするのも一つの方法だ。機内モードにすると通信が止まり、バックグラウンドでのデータのやり取りが減る。画面の明るさを下げて、使っていないアプリを閉じれば、さらに負荷が下がる。最近のバージョンでは、設定画面からバッテリーを使っているアプリを確認できるので、発熱の原因になっているアプリが見つかることもある。
ただし、機内モードにしても発熱が続く場合や、電源を切っても本体が熱いままの場合は、バッテリーや内部の不具合が疑われる。無理に使い続けず、修理の相談をした方がいい。発熱と同時に画面が膨らんでいるように見えたり、異臭がしたりする場合は、すぐに使用をやめて、販売店やメーカーのサポートに連絡すること。
やってはいけないこと:冷蔵庫や水で冷やさない
スマホが熱いからといって、冷蔵庫や冷凍庫に入れるのはやめておこう。急激に冷やすと、スマホの内部に結露が起きて、基板や部品が故障する原因になる。保冷剤を直接当てるのも同じ理由でよくない。冷たい水をかけたり、水につけたりするのも、防水性能のある機種でも避けるべきだ。防水とは、一定の条件で水に耐えるという意味で、熱くなった本体に水をかけることは想定されていない。
氷や冷たい缶を本体に当てるのも、結露のリスクがあるのでおすすめできない。冷やすときは、室温の風通しのよい場所で、自然に温度が下がるのを待つのが一番安全だ。焦って冷やそうとすると、かえって故障の原因になる。
発熱の原因を知っておく
スマホが熱くなる原因は、いくつかある。夏場の直射日光や、車内など高温の場所に置くことが最も多い。次に多いのが、ゲームや動画撮影、ナビアプリなど、処理の負荷が高い使い方だ。動画の撮影中は、カメラと画面と保存処理が同時に動くので、特に熱くなりやすい。
充電中の発熱もよくある。急速充電は便利だが、充電中はバッテリーが熱を持ちやすい。充電しながらゲームや動画を見るのは、発熱をさらに強めるので避けた方がいい。古いケーブルや、純正ではない充電器を使っている場合も、発熱の原因になることがある。充電器やケーブルは、できるだけメーカー純正のものや、信頼できる製品を選ぶこと。
バックグラウンドで動くアプリが原因のこともある。使っていないはずのアプリが、位置情報やデータの同期を繰り返していると、知らないうちにバッテリーを消費して発熱する。設定画面でバッテリーの使用状況を確認し、消費の多いアプリがあれば、バックグラウンドでの動作を制限する設定に変えてみよう。
日ごろの予防策
発熱を防ぐには、日ごろの使い方に気をつけるのが一番だ。夏場は、スマホを直射日光の当たる場所に置かないこと。車内に置きっぱなしにするのは特に危険で、夏の車内は想像以上に高温になる。ポケットの中でも、体温と密着すると熱がこもりやすいので、長時間の使用は避けたい。
アプリのアップデートはこまめに行おう。ソフトウェアの不具合が発熱の原因になっている場合、アップデートで修正されることがある。使わないアプリはアンインストールするか、バックグラウンドでの動作をオフにしておく。画面の明るさを自動調整にしておくのも、負荷を下げる方法の一つだ。
バッテリーの健康状態も、設定画面から確認できる。最近のバージョンのiPhoneやAndroidでは、バッテリーの最大容量や劣化の状態が見られる。バッテリーが著しく劣化している場合は、交換することで発熱が改善することもある。バッテリー交換は、自分で行わず、正規の修理サービスに依頼するのが安全だ。
修理に出すべき目安
次のような症状がある場合は、早めに修理の相談をしよう。充電していないのに本体が熱くなり続ける、電源を切っても熱いまま、バッテリーの減りが異常に早い、画面が浮いているように見える、異臭がする。こうした症状は、バッテリーの不具合や内部の故障の可能性がある。
修理に出す前に、連絡先や写真などの大切なデータをバックアップしておくこと。修理の内容によっては、データが消えることもあるからだ。メーカーの公式サポートや、キャリアのショップ、正規の修理サービスに相談するのが安心だ。街中の修理店を利用する場合は、料金や保証の内容を事前に確認しておこう。
Frequently Asked Questions
スマホが熱いのは故障なのか
少し熱くなる程度なら、ゲームや動画撮影、夏場の直射日光など、使い方によるものがほとんどだ。ただし、充電していないのに熱くなり続けたり、電源を切っても熱いままだったりする場合は、バッテリーや内部の不具合の可能性がある。異常を感じたら、早めにサポートに相談しよう。
スマホが熱いときに冷蔵庫に入れてもいいのか
冷蔵庫や冷凍庫に入れるのはやめておこう。急激に冷やすと内部に結露が起きて、基板や部品が故障する原因になる。保冷剤を直接当てたり、水をかけたりするのも同じ理由で避けるべきだ。風通しのよい涼しい場所に置いて、自然に冷めるのを待つのが正しい対処法だ。
スマホの発熱を防ぐにはどうすればいいのか
直射日光の当たる場所や高温の車内に置かないこと。充電しながらのゲームや動画視聴は避け、使わないアプリはバックグラウンドでの動作を制限する。アプリを最新の状態に保ち、画面の明るさを自動調整にしておくのも効果的だ。



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