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日経平均株価が7%超急落、AI投資への不安が日本株を直撃:半導体株が軒並み大幅安

日経平均株価が7%超急落、AI投資への不安が日本株を直撃:半導体株が軒並み大幅安

日経平均株価が7%超急落、AI投資への不安が日本株を直撃:半導体株が軒並み大幅安

2026年11月6日の東京株式市場で、日経平均株価は一時7%を超える急落となりました。米国で前日に起きたテクノロジー株の大幅安がアジア市場に波及し、投資家がAI関連投資の先行きを改めて見直す動きが広がりました。半導体や電子部品を手がける日本企業の株価が軒並み大きく下げ、市場全体に動揺が広がっています。

日経平均は一時5万7000円を割り込む

取引時間中、日経平均株価は一時5万7000円を割り込みました。正午時点では5万7576円63銭まで戻したものの、前日比では5.7%の下落となりました。東証株価指数であるTOPIXも5.8%下げています。

日経平均は6月22日につけた史上最高値の場中ピーク7万2831円73銭と比べると、正午時点でおよそ21%低い水準にあります。わずか数カ月で相場の様相が大きく変わったことになります。

前日5日の取引でも日経平均は1.79%下げており、下落は2日連続です。11月4日には3%を超える下落で6万1000円を割り込み、3カ月ぶりの安値をつけていました。下げの流れが今週に入って加速している形です。

米国株安が引き金に

今回の急落の直接の引き金は、米国株式市場の大幅安です。11月5日の米国市場ではナスダック総合指数が5.5%下落し、S&P500種指数も4.4%下げました。半導体株の下落はさらに激しく、米国半導体株指数は12.3%も下げています。

個別では、エヌビディアが9.3%、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が17.3%下落したと報じられています。2025年4月以来の大幅な下げ幅で、AI関連株を中心に売りが一気に広がりました。

背景にあるのは、AIインフラへの巨額投資がいつ収益につながるのかという疑問です。データセンター建設への投資が膨らむ一方で、投資回収の見通しが不透明だという見方が強まり、投資家の心理が冷え込みました。11月3日の中間選挙で民主党が勝利したことも、データセンター建設への監視が強まるのではないかという懸念につながり、売りを後押ししたと報じられています。

日本の半導体関連株が軒並み大幅安

米国市場でのAI株安は、日本の半導体関連銘柄に直接響きました。日本の半導体メーカーや素材、製造装置メーカーは、世界のAIインフラ投資の恩恵を受けて株価を上げてきただけに、反動も大きくなっています。

午前中の取引では、ロームがおよそ20%、古河電気工業がおよそ19%下落しました。レゾナックはおよそ15%、キオクシアは12%を超える下げとなり、アドバンテストも2桁の下落となりました。ソフトバンクグループもおよそ11%下げています。

11月4日の取引でも、キオクシアが6.7%、アドバンテストが4.2%、東京エレクトロンが3.3%、レーザーテックが3%下げ、太陽誘電は9.6%の大幅安となっていました。半導体関連株への売りは今週を通じて続いています。

投資家が見直しているのはAI投資の持続性

今回の売りの中心にあるのは、AI投資ブームの持続性への疑問です。AI向けの計算インフラは急速に拡大してきましたが、その投資がどれだけの収益を生むのか、投資家は改めて問い直しています。

データセンターの建設には巨額の費用がかかります。米国では建設への規制や審査が強まる可能性も指摘されており、工事の遅れが半導体や電気設備の受注を減らすのではないかという見方も出ています。日本企業はプロセッサや電気設備、部材の供給を通じて世界のAI投資と深くつながっているため、こうした懸念が株価に直接響きます。

ただ、株価の下落そのものが、AI向けチップやインフラの実際の需要が弱まったことを示すわけではない、という指摘もあります。需要と株価の動きは別の話であり、企業の受注や業績の数字を確認することが大切です。

個人投資家が気をつけたいポイント

相場が大きく動いているときは、冷静な判断が難しくなります。まず確認したいのは、自分が持っている銘柄がなぜ下がっているのかという理由です。市場全体の売りに巻き込まれているだけなのか、それとも企業そのものの見通しが変わったのかで、対応は変わってきます。

次に、情報の出どころを確かめることです。市場ではさまざまな見方が飛び交いますが、企業の決算発表や受注の数字といった確かな材料と、憶測とを分けて考えることが大切です。

また、急落した日に慌てて売買するのではなく、自分の投資の目的と期間を振り返ることも役立ちます。短期の値動きに振り回されず、長期の視点で判断することが、相場の荒い局面ではとりわけ重要になります。

今後の焦点は米国の動きと企業決算

今後の焦点は、まず米国テクノロジー株の動きです。米国半導体株が反発すれば、日本株にも買い戻しが入る可能性があります。逆に売りが続けば、日本の半導体関連株への圧力も続きます。

米国のデータセンター建設をめぐる政策の動向も注目されます。規制や審査の方向性がはっきりすれば、投資家の見方も落ち着きを取り戻す可能性があります。

日本企業の決算発表も焦点です。半導体関連企業の受注や業績見通しが示されれば、AI需要の実態がよりはっきりします。株価が下がった今こそ、企業の数字を丁寧に見ることが求められています。

Frequently Asked Questions

日経平均株価は2026年11月6日にどれくらい下がりましたか

取引時間中には一時7%を超える下落となり、5万7000円を割り込みました。正午時点では5万7576円63銭で、前日比5.7%安でした。TOPIXも5.8%下げています。

なぜ日経平均は急落したのですか

米国で前日に起きたテクノロジー株の大幅安が引き金となりました。ナスダック総合指数が5.5%、米国半導体株指数が12.3%下げ、AIインフラ投資の収益性への疑問が広がったことが背景にあります。11月3日の中間選挙を受けたデータセンター建設への監視強化への懸念も指摘されています。

どの銘柄が大きく下げましたか

ロームがおよそ20%、古河電気工業がおよそ19%、レゾナックがおよそ15%、キオクシアが12%を超える下落となりました。アドバンテストも2桁下げ、ソフトバンクグループはおよそ11%下げています。

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